恐竜って人気ありますよね。あんまり興味の無い人間からすると、ティラノサウルスもブラキオサウルスも大して変わらないのですが(かなり乱暴)。毎年のようにどこかしらで恐竜博を開催しているし、恐竜の骨を展示の目玉にしている博物館も多いです。恐竜といえば映画もよく撮られているのを思い出して、調べてみたら・・なんと1917年には既に恐竜映画が撮られていたんですね!映画黎明期からとはオドロキです。一番最新の恐竜映画は、現代画報でもレビューをしていた『マーシャル博士の恐竜ランド』ですが、個人的に衝撃的だったのはやっぱり『ジュラシック・パーク』だったなあと。恐竜の種類とかは分からないけど、とにかく動きが滑らか!本当に生きているみたいで、CG特有の固さが全く無いのには感動しました。『ジュラシック・パーク』が評価される理由の一つは、最新の学説を多く取り入れているところだそうですよ。でも、恐竜の研究というのは発掘ひとつでそれまでの説がひっくり返るので、現場は緊張感が漂ってるんだろうな~と思います。先日、中国東北部ジュラ紀後期(1億6100万年~1億5100万年前)の地層から、羽毛を持つ恐竜の全身骨格の化石が発掘されました。見つかったトロオドンの化石は、最古の鳥類とされる始祖鳥よりも古いものです。つまり、この発見によって、羽毛恐竜から鳥類に進化していった過程が明らかになるのではといわれています。うわー自分で書いてても難しい!こんなニュースを耳にすると、過去が未来を変えていく、という言葉が思い浮かぶのです。歴史学や考古学の面白さは、過去を探求することによって、未来が書き換わっていくのを実感できるところにあるのかなと。恐竜研究はもっとそう思うかもしれませんよね。だって何億年も前のことなんて誰も分からないんですから。ロマンよね。
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