こらからの日本経済において重要な話題となりそうなのが、いかにして経済成長を続けていくのかという事ではないでしょうか。これは国際ジャーナルなどの雑誌でも話題になっていますが、単なる税金の再分配だけでは、一国の経済は改善していきません。やはり、国際的な競争力を高めていく必要は、どんな時代でもあると言えます。日本は、世界経済フォーラムの調査によると、競争力では世界第8位となっているそうです。前年からは1つ順位が上がっていますが、まだまだ上位には差がありますね。「技術革新力」や「生産工程の先進性」などでは日本が世界一です。しかし、「政府規制の負担」では22位、「教育制度の質」は31位など、政府が関係する部分では、他の国と比べても遅れが目立つようです。このようなデータから推測すると、政府における規制緩和、教育などの見直しについては、民主党政権でも必要である事がわかります。小泉政権時代の反動として、規制緩和にストップがかかるようであれば、日本の国際的な競争力は益々後退していく可能性があると言えるでしょう。日本は人口も減っていきますから、豊かな時代に即した成長戦略をどうやって描くかは、大きなテーマだと思います。
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