現代画報9月号の巻頭特集は高速道路の無料化についてでした。この問題については本当にいろいろな立場の人から賛否両論の意見が出ていますね。高速道路の無料化は、一般の人には喜ばれるかもしれませんが、バス会社やフェリー会社、地方鉄道にとっては死活問題といえると思います。先日読んだ新聞で、バス会社が高速道路無料化を視野に入れて、最近さまざまなサービスで高速夜行バスの乗客獲得に努めていると読みました。中でも興味を持ったのは、女性専用の高速夜行バスの運行を始めたバス会社についてでした。私も何度か高速夜行バスに乗ったことがありますが、格安の高速夜行バスでシートとシートの間がとても狭かったのを覚えています。女性にとっては、暗闇の中で知らない男性と隣り合って過ごすというのは不安なものだと思います。過去には痴漢などの被害もあったとのことで、今までの高速夜行バスは女性には利用し難いものだったようです。女性専用車のサービスを始めた夜行バスはかなりの人気で、週末は予約でほぼ満席の状態が続いていると書かれていました。低反発のシートを採用したり、隣との間をレースのカーテンで仕切れるなどの試みが女性に受けているようです。使い捨ての化粧水や乳液を配布したり、室内着や毛布の無料貸し出しもあるとのこと、読んで私も是非一度利用してみたいと思いました。
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