2009年9月4日金曜日

現代画報|担当交代

先日、衆議院選挙が行われました。注目された選挙だったように思います。選挙当日に投票に行かれた方も多いでしょう。結果、「政権交代へ」と新聞やテレビで大きく報道されました。
私が住んでいる地域では、「政権交代」ではなく「担当交代」が始まります。それは、「生協」の話なのですが・・・。私は、近所の人と一緒に利用しています。
8月末まで、私の地域に生協の商品を配達していた担当の方が9月より全く違う地域に異動になりました。9月からは私の地域の配達担当の方が変わることになりました。
8月末までの担当の方は男性なのですが、私の住んでいる地域を5年担当されたそうです。生協に入社してから今年で13年だそうで、うち5年がうちの住んでいる地域。事務所内では一番長く担当した地域だったんだそうです。
担当の方いわく、「本当にいい人たちに出会った」とのことでした。やはり、仕事をしているとつらいことや体調が思わしくないこともあったようですが、担当地域のお客さんに毎日励まされて配達していたようです。励まされるたびに、元気になったのだそうです。また、担当の方には1歳半になる女の子がいるのですが、我が孫、我が子のようにお客さんは成長を喜んでくれていたのだそうです。
配達最終日には、たくさんのお客さんから「また絶対に戻っておいでよ」「待ってるからね」という暖かい言葉をもらって涙、涙の配達だったそうです。とても、愛された方だったんだな・・・と思いました。だから、同じ地域で長く続いたのでしょう。
たくさんの人に惜しまれながらの「担当交代」。9月からどんな人が配達にくるんだろう・・・と私は楽しみにしています。
そして「政権交代」においても、どんな国になるんだろう・・・と楽しみにしています。


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