2009年10月18日日曜日

現代画報 選ぶことの楽しさを

先週、小2の息子が通知表を持って帰ってきました。住んでいる市では2学期制を取っているので、こんな中途半端な時期に通知表を渡されてきます。まあ2学期制は認めるとしても、夏休み前に見せてくれたら休みの間に家庭で指導できるのに、と思います。これをフォローするために、夏休み前に面談があるのですが、先生によってやり方が違うのか家庭学習に期待していないのか、とにかくあまり指導的なことは話してくれません。で、この通知表がまた大雑把なのですよ。。A・B・Cの三段階評価、行動のようすという項目も特出しない限りは評価なし、というどこまで信じたらいいのか分からない通知表です。しかも、先生曰く、Bの範囲は大変広いのであまり気にしないで下さい、Aは滅多に無いのでたくさん褒めてあげて下さい、とのこと。限りなくAに近いBもあれば、CになりそうなBもあるということだそうです。・・はあ、それじゃあよく分からないじゃないの!と言いたいけれど、先生も大変なんだよねえ・・と抑えて抑えて。とりあえずCが無ければいいかと思う程度の判断にしかならないわけです。国際ジャーナルでよく教育についての特集が載っていますが、ホント、今の教育は、親世代が受けてきた教育とは違うものなのでしょう。まずはそこを理解しないと、「なんでこんなことになってるの?」と憤ったり困惑してるだけでは、先に進まないようです。それに、教育現場だけが問題ではないんですよね。昔と違って物と情報が溢れかえっているのは当然なんですが、実はもっと手段や方法が自由になっていいはずだと思うのです。選択肢がこんなにいっぱいあるのに、それを選ぶことが出来ない、選んでもらわないと何も出来ない子が増えているのでしょう。漫画を読むことが出来ない子が増えているんだそうです。コマをどうやって読めばいいのか分からない、と。読める人間からすれば、どうして?と思うのですが、要するに発想の自由が足りないからかもしれません。連想することの楽しさ、先を読んでいくことの面白さが分からないと漫画は無理です。携帯の1コマ漫画しか読めないようでは、小説や映画を鑑賞できないのは当たり前かもしれませんね。選ぶことの楽しさを、教えてあげたいです。


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