2009年10月7日水曜日

現代画報 東海地震の可能性あり?

東海地方にお住まいの方には、心配なニュースが入ってきました。9月26日茨城県つくば市にある防災科学研究所の松村正三氏の研究によって、過去30年で最も巨大地震が起こりやすくなっていることが分かったからです。研究によれば、静岡県の西部でプレート同士が強く固着している部分に、ひずみがたまってしまっているのだとか。また、震源域のプレート境界付近で、前例のない異常が起きているのだそうですよ。この研究成果は2009年10月に京都で開催される日本地震学会で発表するそうですが、東海地方にお住まいの方はハラハラしてしまいますよね。現在震源域では小規模な地震が増加中で、松村氏によれば、海側のプレートがゆっくり沈み込んでいるのに、アスペリティーだけが残っている危険な状態ということ。ひずみは相当たまっていると考えられ、アスペリティーがこらえきれなくなって一気に滑るかもしれないため、駿河湾地震が東海地震の前兆とみるか判断は難しいけれど、関連がないと楽観視せず、十分に注意する必要があると述べられています。東海地方にお住まいの方は、特に赤ちゃんや小さなお子様がいらっしゃる方、老人などがいらっしゃる場合にも、ミルクやオムツや水、水のいらないシャンプーやホッカイロに食料など、防災用の対策はしっかり立てておきたいですよね。


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