2009年8月31日月曜日

現代画報|子どもたちにとってゲームは“善”か“悪”か

国際ジャーナル8月号に「子どもたちにとってゲームは“善”か“悪”か」という記事を見つけました。
善か悪か、一概にどちらかに決め付けてしまうことは難しいでしょう。自分としては、善い面も悪い面もあると思っています。善い面としては、自分の経験ですが、友人とともに遊べるひとつのツールであったことです。親が自宅に集まってお茶会をしているとき、子どもたちはそろってゲームで楽しみました。一度に全員が遊べるものではありませんでしたが、順番を決めて、みんなでドキドキしながら、あれこれ話しながらゲームにいそしみました。3ヶ月に1度ほどの恒例の行事でしたが、みんなとても楽しみにしていました。
悪い面としては、自分はそうではなかったのですが、暴力的なものや内容に顔をしかめるようなものが少なからずあることです。特に最近は、映像も進化していますので、暴力的なものはリアルに衝撃的なものになっていますし、犯罪を扱うような内容のゲームはどんどん複雑化して、子どもにどんな影響を及ぼすのか不安になるようなものもあります。またインターネットを通じて、子どもがさまざまなゲームソフトを入手しやすくなっています。
子どもに悪影響を及ぼすようなゲームを子どもが容易に入手できないような制度のもとしっかり監視していくとともに、親の目の届く範囲で、できれば親も一緒に楽しめるようなゲームで、家族のコミュニケーションのひとつのツールとして位置づけられるようにしていくことが、ゲームの理想的なあり方ではないかと思います。


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