2009年8月22日土曜日

現代画報|水による事故

夏休みも終盤に差し掛かっているといっていいでしょうか。暑い暑い夏休み、プールや海、そして自然たっぷりの地域では川で遊んだりと子供たちは楽しく遊んで素敵な思い出ができたのではないでしょうか。「まだまだやり残していることがたくさんある」と言っている子供さんもいらっしゃるかもしれませんね。
そんな中、悲しいことに毎年起きるのが「水の事故」です。親や引率の方がきちんと見ているつもりでも子供はちょっと目を離した隙にびっくりするような行動を起こします。それが事故につながってしまう場合があるようですね。
以前、行楽地ではなく、保育園の中で水による事故で1歳半くらいの男の子が亡くなりました。保育園内にある手洗い場で亡くなったとのことでした。手洗い場の排水溝の部分に栓がされていたようで、水がたまっていたようです。そのたまった水に落ちてしまったようです。男の子は手を洗おうと身を乗り出していたようなんですよ。
大人から見ると「まさか」と思うでしょう。でも、専門家によると小さな子供は頭が重いため、手洗い場に10センチでも水がたまっていると、その場に落ちてしまった場合、自分では起き上がることができないそうです。その10センチの水が原因で大事な命が奪われるそうです。
複数の保育園では、手を洗うときには必ず保育士の先生が一人一人のそばにつくようです。そして、排水溝の部分の栓は絶対に閉じられないようにあらかじめ、撤去しているようです。そうすることで、保育園内での水の事故は防ぐことができる・・・ということだそうです。保護者も信頼して預けている保育園でしょうから、事故があってからでは遅いですからね・・・。
水遊びというのは、子供にとって楽しい季節です。大人だって楽しく思う季節です。ですがこの時期、水から子供の命を守るためには十分な注意が必要だと思います。楽しい思い出が作れるよう、残りの夏休みを事故のないように過ごして頂きたいですね。

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