ある日の夕方、テレビで78歳の男性が水泳をされているという特集をしていました。
やはり、体を動かしているからなのかとても若く見えました。本当にお元気です。「おじいちゃん」と言うのが失礼なくらいな男性です。しかも、水泳を始めてから70年だそうです。記録をどんどん出しているそうで、「水の中で死ねたら本望だ」と自分でも言っているんだそうです。奥様も応援しているんだそうですよ。素敵な話だなと思いました。
ふっと、思い出したのですが・・・私の知人のお母さんが、毎日スポーツジムへ通ってプールに入り、長時間歩いているという話を聞いた事があります。
知人のお母さんは、70歳前半だと聞きました。毎日、自宅から自転車に乗ってジムに通っています。その道のりの途中に知人の家があるので必ず寄ってからジムに向かうそうなんです。目的は知人の家にいる「孫」の顔を見ることらしいんです。時々、知人のお母さんに挨拶をすることがあるのですが、本当にお元気です。
知人いわく、数年前から右足を痛めているとのこと。「病院に行ってみたら?」と知人が言うと、お母さんは「病院に行くくらいならプールで体を鍛える。」と言い放って毎日毎日、そして雨の日も行かれるそうです。知人は、心配しているんですけどね・・・。すると「余計な心配はしなくていい」と強く言っているんだそうで・・・。
今の世の中、高齢化社会と言われています。高齢化社会といっても、何かに夢中になっている人というのは、とても元気で若く見えると思いませんか?例えば、「毎日散歩をする」「毎日体操をする」それだけでも、体が健康で元気に毎日を過ごせそうな気がしませんか。
別の知人のお父さんは、「自分は年寄りだからもう何もしないし、できない」と言って外にも出なくなり、ずっと座ってテレビを見ているだけの生活を送っていました。やはり、筋肉も衰えてしまって歩けなくなってしまったんです。そうなった時に「もっと動いておけばよかった」と自分自身後悔しているそうですよ。
「年寄りだと馬鹿にするな」と怒られるような元気な方がたくさんおられると、この国も元気になると思いませんか?
今、「100年の1度の不景気」と言われていますが、「元気」だけは忘れないで生きて行きたいですね。
国際ジャーナル報道ニッポン現代画報国際通信社報道通信社現代画報社